相続人調査

■相続人の調査とは
相続人の調査とは、相続の発生に際し、相続人が誰なのかを特定することをいいます。
基本的に相続人の調査手順としては、はじめに被相続人が死亡した時点の戸籍を回収し、相続人を特定していくこととなります。
しかしながら、法定相続人のうち第２順位、第３順位にあたる直系尊属（両親など）、兄弟姉妹は死亡時の戸籍では特定できないことがあります。

そこで、被相続人が姓を変更したなどの事情により戸籍を移している場合には、死亡時の戸籍から元の戸籍へと遡っていき、最終的に被相続人の出生時の戸籍まで遡ることとなります。

戸籍を遡り回収する手段については、基本的には本籍地のある市町村役場において手続きを行うこととなります。
もっとも、本籍地が遠方にあったりして窓口へ出向けない場合には、郵送による申請も可能です。

こうした相続人の調査は、場合によっては非常に多くの時間や労力を要します。
相続人の調査について少しでもご不安がおありの方は、専門家にご相談いただくことをおすすめします。

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