終活はいつから始めるべき?認知症になる前に始めるメリットは?

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終活とは、人生の終わりについて考え準備する活動のことです。

近年、少子高齢化や核家族化に伴って、『家族に迷惑をかけずに人生を終えたい』と感じ、自分にできる準備を早めに行なう人が増加しています。

この記事では、終活のメリットや始める時期や方法などについて解説します。

終活のメリット

終活のメリットは、残された家族の負担を軽減できることです。

医療や介護の方針が決まっていれば、家族の身体的・精神的負担が軽くなり、遺言書があるなら相続に関するトラブルが最小限に抑えられます。

本人にとっても、人生の価値観や生き方を振り返り、残りの人生を充実させるための計画を立てる時間となり、ポジティブな活動と言えるでしょう。

終活はいつから始める?

終活を始めるのに特定の年齢は決まっていません。

一般的に定年退職後に始める人が多いですが、20代や30代から始める人もいます。

若くして始める終活は、死と向き合うというより、保険や年金、貯蓄についての目標を定めた人生設計の意味合いが強いでしょう。

40代や50代になると、親の介護や死と向き合う中で、自分の人生のエンディングについても具体的にイメージし始めるようになります。

認知症になる前に始めた方がいい

認知症になると判断能力が低下するため、銀行や不動産などの契約を結ぶのが難しくなります。

場合によっては銀行口座が凍結されるリスクもあります。

そうなると、介護施設への入居や死後の葬儀などのために本人の財産を家族が利用したいと思っても、手続きが複雑になってしまうでしょう。

認知症は65歳以上で発症することが多いですが、50歳前後で若年性認知症になる人も少なくありません。

終活を始めるのは、体力・気力・判断力が十分に備わっている40代が良いタイミングと言えるでしょう。

終活は何から始めればいい?

一言で終活といっても、するべきことは幅広く多岐にわたります。大まかに以下の項目に分類できます。

・財産や所有物の整理
・医療や介護についての希望を考える
・葬儀の形態や連絡する人のリストを作成
・お墓の準備
・遺言書やエンディングノートの作成

どの順番で始めるかは人によって異なりますが、迷った場合はエンディングノートの作成からスタートするのがおすすめです。

エンディングノートは終活の計画書のようなもので、このノートをもとにすると、1つずつ段階的に進めていけるでしょう。

エンディングノートの作成についてはこちらの記事を参照してください。

【エンディングノートの作り方】記載事項や作成のタイミングなど

まとめ

終活は40代から始めるのが理想的です。

エンディングノート作成からスタートし、時間をかけて段階的に進めていきましょう。

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中家好洋行政書士

行政書士・家族信託専門士・生前整理診断士中家 好洋(なかいえ よしひろ)

大切な人を守る「遺言」について、専門の行政書士がサポートします

ご本人、ご家族のご意向を丁寧にお伺いしながらワンストップでサポートし、それぞれに合った終活や相続に関するサポートを提供しています。

笑顔で過ごせるために、安心できる遺言書の書き方はもちろん、終活に関わる小さな悩みからお話を伺います。

所属団体
  • 千葉県行政書士会

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事務所概要

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事務所名 相続と終活の相談室
行政書士 中家 好洋(なかいえ よしひろ)
所属 千葉県行政書士会
所在地 〒270-1350 千葉県印西市中央北1-3-3 CNCビル1階
TEL/FAX TEL:0120-47-3307 / FAX:0476-37-4188
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